盗難やスリが不安・心配だけど、海外へ行きたいと強く思ったからこそ、本記事にたどり着いたのではないでしょか。
本記事の対策を見ていると、「やりすぎでは?」と思うかもしれません。実際に、旅行先で母国の人に笑われることもありました。
ですが、「ここまでやって盗まれたらしょうがいない!!」って後悔しないための対策が必要です。自分や同行者を守るために対策し続けてきた結果、一度も盗まれることなく今も旅行を楽しんでいます。
日本にいる旅行前だからこそできる盗難やスリ対策をとることで、余計な不安や心配事の少ない楽しい旅行にすることができます。みなさん一人一人にあった対策を見つけるために、本記事で紹介する6つの対策が参考になったら嬉しいです。
目次
対策のカギは「盗まれる犯行時間を稼ぐ仕組み作り」
盗難やスリへの不安を対策する上で、最も重要なことは何だと思いますか?
それは、「盗まれる犯行時間を稼ぐ仕組み作り」だと、海外1人旅の経験から強く感じました。
もちらん、盗まれないことが一番良いですよね。ですが、最悪な事態が起きるとしたら、どのようなことが思い浮かぶでしょか?
それは、「盗もうとしている最中」か「盗まれた後」が想像できたかと思います。この「盗もうとしている最中」への対策を初めにすることで、結果的に盗まれずに済みますよね。では、そのために何をすればよいのかというと、「盗まれる犯行時間を稼ぐ仕組み作り」です。盗まれるまでの時間が長くなるほど、犯行に気づけますし、犯人が諦めてくれるので、盗まれずに済む可能性が高まります。
このようなことから本記事では、盗難されないための第一歩として「盗もうとしている最中」の対策を紹介していきます。初めて海外へ行く方は想像がつかないこともあるかと思いますので、私のこれまでの経験や対策が参考にしていただき、旅行の準備の段階から対策していきましょう。
「盗まれる犯行時間を稼ぐ仕組み作り」を意識することで、みなさん一人一人に必要なアイディアが浮かんでくることでしょう。
旅行前にできる対応策
携帯を首からかけるストラップ
首から携帯をかけるネックストラップのケースを使用することで防犯対策になります。
みなさんは携帯をどのように持ち歩いていますか?多くの方はポケットに入れていませんか!?ポケットだと、盗まれたことに気づけても、すぐに逃げられてしまいます。バックに入れて対策できるかもしれませんが、「携帯はすぐに使える状態にしておきたい!」って思いますよね。そんなときに便利なのが、ネックストラップのケースで携帯を首からかけることです。仮に盗もうとしても、ストラップが首に引っ掛かり盗まれずに済むでしょう。
また、ずっと首にかけているので置き忘れの心配がなくなるので、一石二鳥のアイテムですね♪♪
バック:肩にかけられるチャック付タイプ
ハンドタイプではなく、リュックやショルダーバックのように肩にかけられるバックがおススメです。
ハンドバックは、引っ張られるとすぐに盗まれてしまう可能性が高いです。
その対策として、肩にかけられるバックを選ぶことで、盗もうと引っ張られても、体に引っかかるため盗まれることを防ぐことができます。
また、トートバックや口を絞るタイプのバックもオススメできません。荷物の取り出し口の隙間から手を入れやすいため、狙われる危険性が高まります。
そのため、チャックが付いているバックを選び、さらに肩にかけられるタイプが防犯に優れているのでオススメです。
内ポケットのあるバック
バックの機能として、チャックタイプの内ポケットがついているバックが対策のアイディアを加速させてくれます。内ポケットがあることで二重となるため、もしリュックを開けられても内ポケットを開けるまでに時間を稼ぐことができます。
また、バックの内側にチェーンやクリップを引っ掛けられると、対策の幅がさらに広がります。
2つのチャックに南京錠をかける
特にリュックへの対策として、2つのチャックに南京錠をかけることがオススメです。リュックは後ろに背負うこともあることから、気づかぬ間に開けられて盗難に合うことがあります。そこで、南京錠でチャックにカギを付けることで防ぐことができます。
なぜ2つのチャックが必要なのかですが、1つのチャックでは南京錠をかけても開いてしまいます。しかし、チャックが2つあることで両方スライドするため開けられなくなります。
リュックを2つや、サイドバックとの二刀流での旅行中は、取り出す頻度の少ないものをリュック(2つなら背負う方)にいれることになるかと思います。そのため、南京錠をかけておいても、宿泊先までは取り出すことが少ないと思いますので、防犯対策として開けられる心配をなくすことができます。
そのため、南京錠を2つは用意しておくと便利です。
特急列車の荷物置き場でワイヤーロックをかける
特急列車(新幹線)の荷物置き場は、車両の間か、車両内の荷物置き場があることが多いです。日本のように座席の上にはないため、座席から目が届かない場所に荷物を置くことになります。
ここでの対策は、荷物置き場の柵と荷物をワイヤーロックでつなぐことです。柵の形にもよるため、長めで曲げやすいタイプのワイヤーロックであれば、柔軟に形を変えてロックすることができます。
そのため、長さの異なる曲げやすいワイヤーロックを2つ用意しておきましょう。
宿泊先で荷物にワイヤーロックをかける
宿泊中のホテルニ荷物を置いて外出、チェックイン前やチャックアウト後に荷物を置かせてもらう場合があるかと思いますが、荷物が盗まれないか心配になることはありませんか?
そんなときは、パイプや動かすことのできない家具などに、荷物をワイヤーロックでかけておくことで盗まれることを防げます。先ほどの特急列車と同じ対策になります。
海外では、ルームサービスとして毎日部屋の掃除がされます。フロントへ事前に「部屋の掃除はしなくていい」と伝えておくことはできますが、部屋のカギを持っているのはホテル側なため、いつでも部屋に入ることができます。そこで、荷物を持っていかれないために、この対策が有効となります。
財布・お金への対策
財布を2つ用意
現金とクレジットカードを全て1つの財布に入れることは避けた方がよいでしょう。それは、1つの財布が盗まれたら手元に何も残らなくなってしまうからです。
この対策として、財布を2つに分けて別々のバックに入れておくことです。もし、片方のバックが盗まれてしまっても、もう1つは残っているので最悪の事態に備えてリスクを分散することができます。
財布とバックをチェーンでつなぐ
先ほどは盗まれる事態を想定しましたが、そもそも盗まれないための対策をここでは紹介します。それは、財布とバックをチェーンでつなぐことです。
写真は私が実際に使用している財布(カードケース)を、チェーンとワイヤー(伸びるタイプ)でバックの内側ににつないでいます。これにより、バックから取り出して支払う際も不自由なく使えています。
実際の対策している写真となりますが、バックの内ポケットなどに引っ掛ける場所があれば、フックをひっかけて財布とつなげることができます。
バックに繋がっているので、盗難されて引っ張られたらすぐに気づくことができ、落としそうになってもぶら下がっているので、心配もなくなると考えました。
この対策にはチェーンやワイヤー、またはカラビナなどを用意して自由に組み合わせてみてください。
盗難やスリの対象にならない一番簡単なこと
一番効果があって簡単なのは、高い服装やブレンド物を身に付けないことです。お金を持っているかを瞬時に判断できるのが「見た目・装飾品」なため、これを身に付けるほどスリに狙われる可能性が高まります。スリをしようとする人たちにとって、時間がかからずに大金を入手することが大事になるので、それを避けるための対策です。
また、高い財布のブランドや、財布が膨れていると、現金をたくさん持っていると思われてしまいます。そこで、旅行前に財布の中身を整理しておくとよいでしょう。
※オシャレしたい人は、我慢は良くないのでオシャレを優先して楽しみましょ!!(最低限の対策をしつつもです)
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